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Yuri Mizokami
Yuri Mizokami
1985年福岡生まれ。桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒業。2007年乃村工藝社デザイン部に入社、約10年間勤務。2015年にNYのインテリアデザインスタジオ2社にインターン勤務。日本帰国後、体調を崩し、乃村工藝社退社。2017年にNYへ再渡米し、PI ART CENTERに通学の傍ら、ロフトを借りて空間をつくりシェアハウスを運営、ブルックリンのダンスミュージックシーンに影響を受けDJを始める。新型コロナのパンデミック中に体調を崩し、2021年日本帰国、地元福岡に戻る。Youtubeで3DソフトBlenderの勉強をし、フリーランス3Dアーティストを目指す。2024年YURI MIZOKAMI STUDIO開業。現在はNYのブルックリンにあるIslyn Studioの空間プロジェクトにて手描きの空間スケッチパースを生業としながら、3D作品をつくり、たまに空間デザイン、DJにも取り組んでいる。総合的な表現ができるようになることを目指して日々を楽しみながら懸命に生きている。2021年に双極性障害と診断。創作にAIは使わない主義。「デジがろ」で取り上げられる「The Imaginary Garden」は自身の精神安定のために即興的に描き始めたことが契機で、日記代わりの作品群である。デジタルで制作することで、鬱屈とした現実世界を前にしてもなおデジタルの中では全世界に対して平和や明るさを訴えられることに活路を見出し制作している。またデジタルであるからこそ、実在しない作品を描き出すことに面白さを感じており、「実在はしないが必ずしも架空ではない」という境界線を行き来するような作品を多数発表している。